ゴールデンウィーク!
新宿発の夜行バスに乗って、京都・滋賀へ出かけてきました。
発酵、菜食、自然農、人の集まる場、気持ちいい暮らし・・・そんなたくさんのキーワードに引き寄せられて。めざすは「土鍋かふぇ楽ちゃん」でおこなわれる「GOLDEN合宿」。
3月に都内のとあるトークライブではじめてお会いした「やっちゃん」こと坂山保之さん、お連れ合いの「ヒロコちゃん」こと久保田裕子さん、そして3人の子どもの仁くん、茅ちゃん、羽ちゃんが、滋賀県大津にある築100年の古民家で営んでいるのが「土鍋かふぇ楽ちゃん」です。
「土鍋かふぇ」と言う名のとおり、揚げ物以外の料理はぜんぶ土鍋で調理、素材は安全で顔の見える野菜や穀物が中心。食品添加物はもちろん、砂糖も乳製品もつかわない。オーガニックとかヴィーガンとかマクロビとか・・・いまや巷にあふれている言葉たちをすっと超えてしまうような、そんなとびきりの土鍋料理がいただける場所です。スイーツには、オルター・トレード・ジャパンのバランゴンバナナを愛用してくれている(そして3人の子どもが大のバランゴン好き)というところからつながることができたのは、うれしいかぎり。
料理担当はヒロコちゃん(やっちゃんの宣伝トークを聞くと、誰もが本人が料理していると勘違いしてしまうのだけれど、やっちゃんはあくまで「企画・営業」担当だそう。笑)。今回の合宿でも、おなかをすかせた30人近いおとなと子ども参加者のために朝から晩まで腕をふるってくれました。
合宿中は、そんなヒロコちゃんの土鍋ごはんをいただく以外にも、素敵な音を楽しむ機会がたっぷり準備されていました。森羅万象音楽家MIROKUくんのお昼寝ライブでは見事に全員が夢のなかに(笑)夜は夜で、竹灯りとのコラボライブでゆったりとした音を楽しませてもらいました。
そして一泊二日の間、気持ちいい音とともに常にあふれていたのが、子どもたちの笑い声、泣き声、走り回る音・・・。普段の暮らしのなかで、わたしはどんな音に囲まれているのか、どんな音に囲まれていたいのか・・・そんなことをふと感じたりして。
参加した人それぞれの生き方や想いが、「楽ちゃん」のもつ空気にふんわりとつつまれて、交わって、どんどん発酵していく様子が、なんともいえず心地よく、いつかこんな場所を創りたい!と想いを新たにしたわたしでした。
【写真上】ヒロコちゃんがごはんについて説明中。みんな早く「いただきます」をしたくてウズウズ。
【写真下】MIROKUくんの「お昼寝ライブ」終了直後。まだ夢のなかの参加者も・・・。
投稿:のがわ