2009-02-20

つながっているんだなー

一昨日、エコシュリンプの加工場従業員さんたちの自主的な活動で、パレスチナへの募金活動を行い、金額が集まったのでAPLAで呼びかけている募金と一緒に送ってほしいと連絡がありました。
加工場では従業員さんたちのクラブ活動があり、そこでパレスチナの現状を伝えるドキュメンタリー映像の上映会を行ったり、写真上映を行ったそうです。

実は、昨年の11月にATJやAPLAのパートナーが一同に集まった国際会議が日本で開かれました。フィリピン、インドネシア、東ティモール、パレスチナ他、各国の代表者が集まりました。短い期間を共に過ごしただけですが、ゲストの人たちはすぐ意気投合していました。

その後、ガザ地区へのイスラエルの攻撃が始まり、各国のゲストからパレスチナの人たちは大丈夫なのか?とメールが届いたりしていました。

フィリピンのグレッグさんは、日本からパレスチナのオリーブオイルを持ち帰り、友人へのおみやげにし、パレスチナへ関心を持ってもらえるよう周りの人へ知らせていました。先月フィリピンでグレッグさんに会ったときも、パレスチナのことを気にしていました。オリーブの収穫作業ボランティアに参加したことがあるという友人のお連れ合いさんに会ったりもしました。

東ティモールのダニエルさんからは、国内のNGOフォーラムがあった際には、いかなることがあっても、人道的に許されない行為に対しては抗議の意を表明していかなくてはならない、と決議文を出すことになったのだ、と連絡がありました。

そして、今回のインドネシアから連絡があり、募金は少額だけど、従業員の皆さんの気持ちを伝えたいということでした。

これまで、APLAやATJは各地域と一対一の関係を創ってきたけど、これからは、その関係性を面的に広げていきたいと考えているところです。
そして、現にこうやって色んな国の人が、お互いのことを思いあってつながり始めていることは、とても素敵なことだと感じています。

投稿:よしざわ