2009-05-21

総会&フォーラムが終了!

早いもので、APLA/あぷら設立から1年がたちました。わたしもようやくAPLA2年生です(^^)

5月16日には、第2回APLA総会を開催し、08年度の事業報告や09年度の事業計画について会員のみなさんに承認をいただきました。今回はフィリピンからゲストが2名(ネグロスと北ルソンから各1名)参加、それぞれの現場からの熱い想いが直接届けられました。

東京での総会終了後は、千葉県成田市に移動して交流会です。

4月にもお邪魔した木の根ペンションにお世話になりましたが、空港の「真ん中」にあるペンションを目の前にして、数日前に成田空港から入国したグレッグさんとアンボさんもびっくりだったようです。地元のみなさんが農作業を終えられるのを待つため、まずはフィリピンの2人とAPLA会員のために成田・三里塚についてブリーフィングをしていただきました。現在、鉱山開発が進む北ルソンからやってきているグレッグさんには、成田空港建設の歴史はどのように映ったでしょうか。

交流会には、プロのイタリアン・シェフ石井さん(来年には、成田でご自分のお店をオープン予定とのこと。楽しみです♪)に無農薬のお野菜をつかったとびっきりのお料理を用意していただきました。この野菜、成田で新規就農した方たちのグループである東峰べじたぶるんからゆずっていただいた新鮮なものばかり。とにかくどれも豊かな味わいで、おいしいお酒とともにみなさんのお腹のなかにどんどん消えていきました。東京朝市 アースデーマーケットにも毎月参加している東峰べじたぶるん。みなさんにも、ぜひ知ってもらいたいお野菜です!

さてさて、まだ明るいうちからはじめた交流会にもかかわらず、話は盛り上がり、あっという間に夜は更けていきました・・・。

翌17日は、朝から三里塚をめぐるツアー&第一回APLA/あぷらフォーラム。この報告については、次号機関紙ハリーナでお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに。

投稿:のがわ


2009-05-15

ゴールデンウィーク報告②~気付けば5時間半~

「土鍋かふぇ楽ちゃん」を後にし、いざ上洛です。

京都の「気持ちいいスポット」を巡るべく、左京区へ向かったわたしと友人。お気に入りの書店、恵文社一乗寺店をのぞいてから、てくてく散歩。お目当てのカフェが営業時間外で肩を落とすも、その先に「無添加最中」の貼り紙のある小さな和菓子屋さんを発見。これぞ散歩の醍醐味!とにんまりしながら、最中を頼んだところ、その場(販売スペースのすぐ裏でおじさんが作業している様子)でつくりたてを出してくれました。おばさんがチラシをつかって折った特製ミニ紙袋に入れてもらい、るんるんでお店を後に。歩きながらほおばったその最中は、驚くほど皮がパリッパリでおいしかったです。

そして、左京区に来たからにはぜひ・・・と向かった先は「キッチンハリーナ」さん。生産者の顔の見える素材をつかって、安心できるおいしいお料理をいただくことのできるカフェです。フェアトレード商品の販売や随時イベントなどもおこわれている素敵な場所。バランゴンバナナをはじめとして、ATJの商品も扱ってくれています。お店を切り盛りする佐藤友子さんにAPLAのスタッフだとご挨拶して、先ほどの最中をほんの少しだけおすそ分け。東京から来たのに、京都のおみやげ・・・というのも何ですが、地元の方にこそ知ってもらった方がいいですものね。

さっそくバランゴンバナナのシフォンケーキとドリンクのセットを注文(友人は東ティモールコーヒー、わたしは丹波産の紅茶をチョイス)。アイスと金柑のシロップ煮が添えられてて、大興奮でした。お店では、常連さんとおぼしきお客さんがそれぞれ談笑中。わたしたちも相席していたお客さんと話がはずみ(あとから他の常連さんに「○○さんのお友だちかと思ったわー」と言われたほどです。笑)ついつい飲み物をお代わりしてしまいました。目移りしながら選んだのはバランゴンバナナとココアのセーキです。

連休最終日ということもあり、そうしている間にもどんどんお客さんがいらっしゃって、店内はほぼ満員。わたしたちの隣に座られた方が、おいしそうにオムライスを食べてらっしゃるのを見たら、食欲がむくむくっと・・・。夕飯はどこか別の場所で・・・とも考えていたのですが、あまりにその場を去りがたかったので、今日は勝手に「ハリーナDay」とすることにしました。笑これまた悩みに悩んだあげく、「日替わりごはん」を注文しました。マッコリまでご相伴にあずかり、ほろ酔い気分♪

気がついたら、5時間半近くもハリーナさんで過ごしていたことになります。ついには、閉店後に常連さんたちに近くの飲み屋さんに連れて行っていただくことになり、さらにその後はハリーナさんの2階スペースに泊めていただき・・・初対面にもかかわらず、とってもよくしていただきました。

素敵な時間・空間を共有させていただいた皆さん、本当にありがとうございました!

【写真上】お手洗いには、ガザへのフードバスケット支援の手書きポスターが!!
【写真中】バランゴンバナナのシフォンケーキと東ティモール・コーヒー
【写真下】大満足の日替わりごはん

投稿:のがわ

2009-05-12

ゴールデンウィーク報告①~GOLDEN合宿に参加~

ゴールデンウィーク!
新宿発の夜行バスに乗って、京都・滋賀へ出かけてきました。

発酵、菜食、自然農、人の集まる場、気持ちいい暮らし・・・そんなたくさんのキーワードに引き寄せられて。めざすは「土鍋かふぇ楽ちゃん」でおこなわれる「GOLDEN合宿」。

3月に都内のとあるトークライブではじめてお会いした「やっちゃん」こと坂山保之さん、お連れ合いの「ヒロコちゃん」こと久保田裕子さん、そして3人の子どもの仁くん、茅ちゃん、羽ちゃんが、滋賀県大津にある築100年の古民家で営んでいるのが
「土鍋かふぇ楽ちゃん」です。

「土鍋かふぇ」と言う名のとおり、揚げ物以外の料理はぜんぶ土鍋で調理、素材は安全で顔の見える野菜や穀物が中心。食品添加物はもちろん、砂糖も乳製品もつかわない。オーガニックとかヴィーガンとかマクロビとか・・・いまや巷にあふれている言葉たちをすっと超えてしまうような、そんなとびきりの土鍋料理がいただける場所です。スイーツには、オルター・トレード・ジャパンの
バランゴンバナナを愛用してくれている(そして3人の子どもが大のバランゴン好き)というところからつながることができたのは、うれしいかぎり。

料理担当はヒロコちゃん(やっちゃんの宣伝トークを聞くと、誰もが本人が料理していると勘違いしてしまうのだけれど、やっちゃんはあくまで「企画・営業」担当だそう。笑)。今回の合宿でも、おなかをすかせた30人近いおとなと子ども参加者のために朝から晩まで腕をふるってくれました。

合宿中は、そんなヒロコちゃんの土鍋ごはんをいただく以外にも、素敵な音を楽しむ機会がたっぷり準備されていました。
森羅万象音楽家MIROKUくんのお昼寝ライブでは見事に全員が夢のなかに(笑)夜は夜で、竹灯りとのコラボライブでゆったりとした音を楽しませてもらいました。

そして一泊二日の間、気持ちいい音とともに常にあふれていたのが、子どもたちの笑い声、泣き声、走り回る音・・・。普段の暮らしのなかで、わたしはどんな音に囲まれているのか、どんな音に囲まれていたいのか・・・そんなことをふと感じたりして。

参加した人それぞれの生き方や想いが、「楽ちゃん」のもつ空気にふんわりとつつまれて、交わって、どんどん発酵していく様子が、なんともいえず心地よく、いつかこんな場所を創りたい!と想いを新たにしたわたしでした。

【写真上】ヒロコちゃんがごはんについて説明中。みんな早く「いただきます」をしたくてウズウズ。
【写真下】MIROKUくんの「お昼寝ライブ」終了直後。まだ夢のなかの参加者も・・・。

投稿:のがわ