2011-12-28

インドネシアからの便り。

フィリピンに続いて、インドネシアのオルター・トレード・インドネシア社(ATINA)からSeason's Greetingが届きました。


ATINAスタッフのエコシュリンプへの愛情が伝わってくるデザイン!?

2011-12-22

フィリピンからの便り。

フィリピンのオルター・トレード社(ATC)からSeason's Greetingが届きました。


わたしたちが食べているバランゴン・バナナマスコバド糖は、ここにいるスタッフみんなの力で生産者の元から日本まで届いています。

2011-12-21

バナナ募金・お届け先を訪問

11月よりAPLAでは、「福島の子どもたちに届けよう "バナナ募金"」を始めました。
皆さんからの募金をもとに、バランゴンバナナを福島の幼稚園や保育園に届け始めています。

今回、そのお届け先のひとつ、福島県伊達市の仙林寺さんが二ヶ月に一回開催している寺子屋を訪問しました。
「福島に住むことしか選択できない子どもたちや親御さんたちにとって、外から足を運んでくれる人は大切な存在」だと住職さんが声をかけてくれて、訪問が実現しました。

12月ということもあり、今回の寺子屋の行事は、板絵と餅つき。
板絵は私たち大人も初めて体験させてもらいました。1時間という短い時間ですが、みんな集中して素敵な絵を描き上げました。
クリスマスが近いので、クリスマスツリーや雪だるまを描く子もいたり、音符やハートなど女の子は可愛らしいデザインをモチーフに、「本気でサッカー」と来年の抱負を書く男の子も。「絆」「がんばっぺ福島」「愛」など、震災後に飛び交った言葉を書く子もいたり…。
黄色やピンクを使った、明るい絵が多かったように思います。

餅つきは毎年12月恒例行事だそうで、あんこ、きなこなど定番のものや、ずんだ餅、地元の地域だけしかつくらないという「ひきな」といって大根、にんじんと厚揚げの甘煮と一緒にいただくお餅もありました(これがおいしかった!)



そして、お餅を食べている間に、前もって送っておいたバランごんバナナを大人も子どももみんなにひとり一本ずつ配り、バナナの話を少しさせてもらいました。
フィリピンってどこかな?どんな生産者がつくってる!?など、写真を使いながら説明し、みんな一生懸命話を聞いてくれました。
訪問した前日はたくさん雪が降っており、届いたバナナも追熟せずに緑色…。「バナナは南国の食べ物だから、暖かいところじゃないと黄色くならないの!みんな、おうちにもって帰って、暖かいところに置いて、黄色くなるのを待ってあげてね。」とお願いし、持って帰ってくれました。


青いまま待ちきれなくて既に食べてた男の子もいたようですが「甘かった!」という感想を住職に残して帰ったそう。本当??子どもながら気を使ったかしら?と思いつつ、気に入ってくれたらいいな~と。

「既に避難できる子どもたちは避難してしまっている」、「夏まではマスクをつけて、長袖を着る生活をしてたけど、もうみんなそんなことしていられない…」。元気な子どもたちの姿を見れましたが、同時に、3月以降に確実に日常が変わってしまった福島にいる子どもたちの現実を垣間見た一日でした。

また、機会を見つけて、子どもたちに会いに行きたいと思います。