2012-02-07

フィリピン・ネグロス島で発生した地震について

昨日(2月6日)にフィリピン・ネグロス島付近で発生した地震について、日本のメディアでも報道されたこともあり、APLA/ATJにも色々な方から現地の状況についてお問い合わせのご連絡をいただいていますので、現在明らかになっている限りの情報をこちらでもお知らせいたします。


■APLAのフィリピン担当デスクの大橋より


震源から比較的距離のある西ネグロス州でも、大きな揺れを感じ、その後も断続的に地震が続いているものの、大きな被害は出ていません。
APLAのパートナーであるカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)でも被害はなく、研修生・スタッフも全員無事ですので、ご安心ください。


■ATJからの情報


現地時間2012年2月6日午前11:49頃、マグニチュード6.9の地震がネグロス島近海、東ネグロス州ドマゲッティの北約 72kmを震源に発生しました。
フィリピン・インクワイヤラー紙によりますと52名が亡くなり崖崩れや家の損壊、橋の崩落、道路の地割れ等の被害が震源地に近いネグロス東州にて発生しております。

現地のオルター・トレード社(ATC)に状況を確認したところ、ATCスタッフ・家族については被害はなく、またバコロドのATC事務所およびマスコバド工場も揺れはありましたが建物等にも大きな被害はなかったとのことです。

バランゴンバナナのオペレーション担当がギフルガン市近くの産地を訪問中に地震が発生しましたが、その他の産地、生産者・スタッフとも現在のところ被害は報告されておりません。
ATCでは現地の状況確認を行なうために3名を派遣しました。

取り急ぎ、第一報をお知らせいたします。