2009-10-23

韓国の蚊

10月始め、「互恵のためのアジア民衆基金」という、APLAやATJの関係団体さんや生協さん、アジアのパートナー団体が立ち上げた設立総会が韓国で開かれ、参加してきました。
その後、5カ国から来たアジアの仲間たちと6日間に渡り、韓国のドゥレ生協・生産者会の案内で、韓国の農村地域を回ってきました。
少しずつその様子を報告したいと思います。

まずは、どうでもいいといえばいいのですが…韓国の蚊の話です。
南の国への出張が多い私は、必ずたくさんの蚊に刺されて帰ってきます。
今回の韓国出張は11月だし、さすがに蚊は大丈夫だろうと思っていたら、顔に3箇所、手に5箇所刺されて帰ってきました。
10月の韓国は、東京でいう11月くらいの気温ですが、蚊がいたのです!

というのも、韓国の家の中はオンドルで床が暖められ、部屋も暖かくなっています。(これはとても気持ちがいい!日本にもあればいいのに~と持って帰りたくなりました。)
夜寝静まった頃、手が猛烈に痒くなり目を覚ましたのですが、耳元で“ブーン”と蚊がまとわりつく音が…
布団から出ていた顔と手が刺されました。
翌朝、他のアジアの仲間たちも蚊に悩まされたと言っていたので、韓国人のスタッフの人にそれを話したところ、この寒い時期の蚊が最近韓国では問題になっているそうです。
温暖化の影響でか、涼しくなった時期でも蚊が生存していて、オンドルの暖かい部屋に侵入して、出て行かないのだそうです。
韓国は高層ビルのマンションがたくさんありますが、エレベーターに蚊も乗って一緒についてくるのだそうです。
温暖化の影響?がそんなところにまで!




今回は、農村を回ったので、比較的民家や平屋に泊まる機会が多くありました。
写真は、安東の河回村で宿泊した家です。河回村は藁葺と瓦葺の家々が歴史の中でも良好な状態で保存されている村です。この村の家のひとつに宿泊しました。

よしざわ