2010-05-17

口蹄疫問題について その2

口蹄疫とは何か(簡易まとめ)
はっきりした情報源に基づいてまとめられています。
掲載情報も随時更新していくようです。


・偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカなど)がかかる病気。
・感染すると発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができたりするなどの症状がでる。
・牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはない。
農林水産省HPより)


・宮崎県では7箇所の畜産市場はすべて4月下旬から中止、後閉鎖。熊本、JAおおいたでも同様の措置がされています(九州では福岡県の1施設を除く6県計43カ所の家畜市場が開催を中止または延期)。また、口蹄疫感染が確認された家畜が1頭でもいると、同じ場所にいた家畜もみな殺処分となり出荷されることはありません。『宮崎牛は使用していません』などの表示は風評被害にあたります。 


・なかなかテレビや新聞などの報道に載らないのは、穿った見方を避けるならば、風評被害を避けるため、メディアが入ることでウィルスの蔓延を防ぐため(人やモノの移動で空気感染するため)、報道の自粛がでていることに因ります。


・今回の宮崎の口蹄疫はO型(牛にも豚にも感染するもの)。宮崎以前に発覚していた中国・韓国の口蹄疫は拡散につれA型→O型にシフトしている。
・口蹄疫は空気感染・飛沫感染し、陸上で50Km、海上では200km以上移動する(ウィルスが飼料や人、車両に付いて拡散することもある)。
【参考】今回宮崎県で発見の口蹄疫ウイルスの感染ルートは?




まつだ