2009-11-24

寒い季節は・・・

空気がだいぶ冷たくなってきましたが、いかがお過ごしですか?

こんな季節の楽しみは、お気に入りカフェのあったかドリンクで心も身体もぽかぽかになること・・・。夢も色々ふくらみます(そのお話はまた改めて)。


というわけで、今日はAPLAスタッフおすすめのお店をご紹介します!



「ツチオーネ」自由が丘店 http://www.daichi.or.jp/cafeblog/


こちら、オーガニック宅配のパイオニア・大地を守る会直営のカフェ。大地を守る会の有機野菜や無添加食品などを使用したお食事・デザート・ドリンクのメニューが満載です。食物輸送にかかるCO2の排出量や輸送距離「フードマイレージ」を表示するというこだわりを持ちつつ、フェアトレード商品も積極的に取り入れているとのこと。わたしたちのバランゴンバナナもメニューのなかに!


これはぜひともいただかなくては・・・と「バランゴンバナナとフェアトレードチョコのガトーショコラ」ともう一品「北海道産チーズをつかったチーズケーキ」を注文しました(1人でではないですよ~!2人で行きました。笑)。こんなに美味しそうなんです!・・・とご紹介したいところですが、あまりに食いしん坊のわたしたち。ペロリと平らげてしまったお皿を見て、ようやく写真を撮っていないことに気付いたという次第です。ゴメンナサイ。


自由が丘駅からも歩いていける距離なので、秋の散歩を楽しみつつ、素敵な時間を過ごしにいってみてはいかがですか?


のがわ

2009-11-17

市(いち)の醍醐味

反貧困イベントでつながったKさんから、11月8日に四ツ谷三丁目で野菜市がたつのというお知らせをいただきました。会場は「自由と生存の家(注)」という少しどきっとするような(?)名前の場所。わたしは前々から気になっていたので、今回「野菜を買いに」という名目ができた!と嬉々としてでかけてきたご報告を。

古いアパート2棟を自分たちで改修したという「自由と生存の家」は、周りの建物のなかに隠れ埋もれてるような地理的条件。にもかかわらず、強烈な存在感を発していました!

インパクト大の垂れ幕とずらっと並ぶ新鮮な野菜(今回はAPLAでもハリーナなどで紹介した東峰べじたぶるんのものがメインだったようです)、古着なんかも安く売っていたり、1カップ50円の野菜料理もありました。おいしそうなにおいにつられヤーコンの味噌炒めを購入、その場でいただきながら、スタッフのみなさんや野菜を売りにきていた農家の方とおしゃべりを楽しみました。

お客さんの顔ぶれは、子ども連れの親子、シルバーカーに乗ったおばあちゃん、ベビーカーにわんちゃんを乗っけたおばさま、などなど…。ほとんどが近所に住んでいらっしゃる方の模様。来月も開催すると聞いて、「じゃあ今度は○○をもってきて!○○円でいいわよね?予約しておくわ!」とかなり強引なおばさまも(笑) こんなやりとりを眺められるのが市の醍醐味!(と勝手に思っています)。

次回は、年末の12月27日(日)10時~14時に開催だそうです。おいしい新鮮野菜、おもしろい出会い…etc.を求めて、ぜひあそびにいってみてください♪



(注)生活の土台である住宅を自分たちで確保し、運営し、人びとが支え合い、出会い、相談し合える場をつくる取組みとして、フリーター全般労働組合の有志が立ち上げた実行委員会が運営する住居提供事業。詳しくはコチラ→http://freeter-jutaku.alt-server.org/



のがわ

2009-10-23

韓国の蚊

10月始め、「互恵のためのアジア民衆基金」という、APLAやATJの関係団体さんや生協さん、アジアのパートナー団体が立ち上げた設立総会が韓国で開かれ、参加してきました。
その後、5カ国から来たアジアの仲間たちと6日間に渡り、韓国のドゥレ生協・生産者会の案内で、韓国の農村地域を回ってきました。
少しずつその様子を報告したいと思います。

まずは、どうでもいいといえばいいのですが…韓国の蚊の話です。
南の国への出張が多い私は、必ずたくさんの蚊に刺されて帰ってきます。
今回の韓国出張は11月だし、さすがに蚊は大丈夫だろうと思っていたら、顔に3箇所、手に5箇所刺されて帰ってきました。
10月の韓国は、東京でいう11月くらいの気温ですが、蚊がいたのです!

というのも、韓国の家の中はオンドルで床が暖められ、部屋も暖かくなっています。(これはとても気持ちがいい!日本にもあればいいのに~と持って帰りたくなりました。)
夜寝静まった頃、手が猛烈に痒くなり目を覚ましたのですが、耳元で“ブーン”と蚊がまとわりつく音が…
布団から出ていた顔と手が刺されました。
翌朝、他のアジアの仲間たちも蚊に悩まされたと言っていたので、韓国人のスタッフの人にそれを話したところ、この寒い時期の蚊が最近韓国では問題になっているそうです。
温暖化の影響でか、涼しくなった時期でも蚊が生存していて、オンドルの暖かい部屋に侵入して、出て行かないのだそうです。
韓国は高層ビルのマンションがたくさんありますが、エレベーターに蚊も乗って一緒についてくるのだそうです。
温暖化の影響?がそんなところにまで!




今回は、農村を回ったので、比較的民家や平屋に泊まる機会が多くありました。
写真は、安東の河回村で宿泊した家です。河回村は藁葺と瓦葺の家々が歴史の中でも良好な状態で保存されている村です。この村の家のひとつに宿泊しました。

よしざわ

2009-08-26

料理担当 ベッティさん

前回のブログ、青少年交流の続き。

1週間共同生活を行う間、料理を担当してくれるのがベッティさん。みんなの人気者だ。

ベッティさんはゲイである。フィリピン社会の中でゲイの人たちは堂々と誇りをもって生きていて、まわりの人たちも普通にそれを受け入れている。現地駐在員の話だと、美容室や学校行事のダンスの振り付け、衣装担当など、彼らの能力が生かされる場所が社会的にも日常の中にあるということだ。ベッティさんも美容の仕事などもあるけど、料理が一番好きということだ。料理担当の仕事もしっかりとこなしてくれる。料理担当は、みんなより朝早く起きて準備し、夜は片付けや仕込みもあって、裏方だけど大変な仕事。料理を愛し、いつも子どもたちがちゃんとご飯を食べるかどうかを気にしてみてくれている。

今回で料理担当をお願いするのは2年目だが、「今年もこの仕事をするのをとても楽しみにしていたの!本当に感謝してるわ。子どもたちと一緒に生活して一週間すごすのが楽しいの。」と話してくれた。(余談だが、ベッティさんは日本のアニメ『NARUTO-ナルト』が大好きだそう。毎日欠かさず見ているので、共同生活で『ナルト』を見れないことだけが心残りだとか…。)

ベッティさんの作る料理はどれもおいしい。日本食とは油や調味料が違い、フィリピン料理をあまり受け付けない子たちもいるかもしれないが、ベッティさんの料理であれば、たいていのものは食べてくれる。去年、自分が出した料理が口にあうか心配で、柱の影から様子を伺い、残さず子どもたちが食べたのを見て「あぁ、神様ありがとう…。」とつぶやいていたのをスタッフが目撃したらしい。そうやっていつも、周りのことを気にしてくれていて、挨拶はいつも笑顔のベッティさん。キッチンに行って、ベッティさんと会うと、なんだか心が穏やかになる。そして、ベッティさんのチャーミングさは料理にも表されていて、見て楽しめるし、ココロが微笑むような演出をしてくれる。

さらに、ベッティさんの極めつけは、最後の日に行われるフェアウェルパーティーだ。豪華な料理はもちろん、お花を生けてくれたり、ホテル顔負けのテーブルデコレーションをほどこしてくれる。今年は仮装パーティーを行ったが、ベッティさんも、あまった真っ赤なテーブルクロスに身を包み、参加してくれた。その場が大いに盛り上がったのは言うまでもない。

ベッティさんの夢は自分のお店を持つことである、と聞いたことがある。いつか、そのお店を訪ねることができたらいいなー、と思っている。

投稿:よしざわ

2009-08-17

バナナ生産者の子どもたちが通う学校を訪問

7月末に、日本の高校生とネグロスの青年たちが交流するツアーにアテンドしてきた。(詳しくはHPに詳細を報告します。)

その際、バランゴンバナナ生産者協会(BGA)の中のひとつの村、ユボ村のハイスクールを訪れ、授業を見せてもらうことができた。日本では、突然学校に行くなんて、門に監視カメラがあるくらいだから、とうてい難しいことだと思うのだが、普通に先生のところに行って、事情を説明したら快く見学させてもらえた。

教室に入ってまず驚いたのが、学生たちの集中力。みんな先生の言葉を逃さないぞというくらい聞き入っている。とにかく生徒の興味をひきつけるような魅力的な話し方をするおもしろい先生だった、というのもあると思うが、子どもたちの学びたいという気持ちが態度に表れているようだっ 訪れた授業は「道徳」。今フィリピンでは、せっかく学校を卒業してもまだ若い年齢で妊娠してしまったりするケースが増えていて問題になっているという。ものごとには適正な年齢があり、それを逸してしまうと人生の目的が達成しづらくなる、とか、精神的に問題がある場合や自殺したくなったときどう対処したらいいか、人の死をどう受け止めたらいいか、など、問題が起こっても必ず解決策はあるのだから、その問題から逃げずに直視しろ。という教えがされていた。

「例えば、今晩今日来てくれた日本の高校生たちと交流会があったとしたら参加したい?」と先生が聞くと、半分くらいの子が手を上げた。なぜ残りの子は手をあげなかったのか?自分が貧しいから?かわいくないから?色々理由があるかもしれないけど、自分が勝手に作っている壁のせいで、せっかく日本の高校生と友だちになれたり、見聞が広がるかもしれないのに、そのチャンスを逃してしまうのか?自分が心に持っている壁を破ってみるのも必要だよ。と、生徒ひとりひとりが自信を持って生きれるように、先生が言葉を投げかけていた。

横で授業を見学していた日本の高校生が「何か質問はありますか?」と聞かれ、一人の子が発言した。「私はあまり学校に行くのが好きじゃない。皆さんはどうですか?」先生が返答として「ここは、学校に行きたくても行けない子がたくさんいる。遠い子は7km先の家から毎日山を下って歩いてくる。」ということだった。どうりで、みんな目を輝かして勉強をしているはずだ。学校に通えることが夢をかなえる一歩なのだろう。一方、発言した子以外にも、日本の高校生で学校が好きという子はいなった。なんで嫌いなのか?と訪ねられると、「先生は黒板に書いてばっかりで話をしない」「受験勉強のための勉強」だからという。ある子は「先生が殴る、蹴る」と発言して、フィリピンの先生も驚き。「今日見学したような授業は受けたことない。こういう授業だったら学校も楽しくなるのに。」日本の高校生の感想である。

まだまだユボ村の学校は施設や整備が足りなくて、学校に行けない子もたくさんいるという。また、教室の中には、APLAの奨学金を貰って学校に通っているという子もたくさんいた。

学校が楽しい、学べることがうれしい、と目を輝かしているフィリピンの学生たちを見ていると、フィリピンの将来は大丈夫だ、と希望が持てるような気がした。しかし、一方日本は…?と考えると、日本の教育や学校のあり方を考えざるを得なくなる訪問だった。