2012-05-10

あぷら日記の更新終了のお知らせ

APLAのウェブサイトのリニューアルに伴い、こちらのブログ(あぷら日記)は終了します。


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2012年5月
APLA事務局一同

2012-03-29

インターンを終えて


先週、APLAとして初めて受け入れたインターンの藤原さんを送り出しました。
ネットショップの認知度を高めるための色々な工夫、大学のフェアトレード・サークルへのアプローチ、3月に開催した料理教室イベントなど、半年という短い時間だったにも関わらず、大活躍してくれました。
最後に感想をもらったので、ここに掲載します(本人承諾済み)。


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私はこのインターン期間中、「いかに関心の輪を広げるか」という問いへの答えを探そうとしていました。実際に答えがあるかはわかりませんが、私なりに答えのヒントは見つけることができたと思います。
時間がかかるかもしれないし、すぐには大きな効果が得られないかもしれません。それでも、一人ひとりにしっかり商品の背景にある物語を伝えていくことが、遠回りのように見えて一番の近道なのかもしれないと考えるようになりました。
まずは自分自身が生産者や生産地に目と耳を傾けられる人でありたい、そして、物語を様々な方法で伝えられる人でありたい、と思います。
                                               藤原彩香
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2012年度(上半期)のインターンはすでに決定していますが、募集の際にはウェブサイト上でお知らせしますので、興味がある方はぜひ定期的にサイトをチェックしてくださいね。

2012-03-12

ドイツ・脱原発の旅報告~その①~

1月22日~28日の1週間、「ドイツ・脱原発の旅」に参加しました。日本で緑の党の設立をめざす「みどりの未来」がドイツの緑の党の協力を得て企画したもので、福島原発事故直後に脱原発を宣言したドイツでの再生可能エネルギーの進展状況と、放射能廃棄物処分の現状を、駆け足でしたが、この目で見ることができました。このブログで以下3部にわたってご報告します。

第1回 再生可能エネルギーへ飛躍的に転換―バーテンヴュルケンベルク州の挑戦

フランクフルト空港に到着した私たち一行が向かったのは、ドイツ南西部に位置するバーテン・ヴュルケンベルク州のモスバッハ市。同州は昨年3月11日の福島原発事故直後に行われた州議会選挙で緑の党が躍進し、58年間続いた保守党政権(キリスト教民主同盟=CDU)から政権交代し、ドイツ初の緑の党州知事を選出した。この敗北がその後のメルケル首相(CDU党首)による原子力政策の転換(脱原発宣言)へとつながっていく。
モスバッハ市のあるネッカー・オーデンバルト郡にはドイツ初の商業用原子炉「オブリヒハイム原発」があり、37年間の運転を経て、2005年に廃炉になっている。その後、同郡では広大な森林と農林業を背景にバイオガスや太陽光をエネルギー源とする方向へシフトしていった。

クリスティーネ・デンツさん
23日の早朝からホテルの会議室でこの地域におけるエネルギーシフトの現状について様々な立場の方からお話を伺った。口火を切ったのは、緑の党郡支部長のクリスティーネ・デンツさん。70年代から反原発の活動に関わってきたという。ドイツでは緑の党と社会民主党の連立政権時代の2000年に「再生可能エネルギー促進法」(注:EEG)が制定され、その後、再生可能エネルギーへの飛躍的な転換が進んだ。同郡でも過去10年間に5000基の小型太陽光発電施設(10軒に1軒)、22カ所の風力発電所、小水力発電、バイオマス発電、木質チップによる発熱施設等が整備され、再生可能エネルギーが全体の35%を占めるようになり、国内でも先進地の一つになっている。
再生可能エネルギーの固定価格買取を定めたEEG法がドイツのエネルギーシフトの制度上のバックボーンだとすれば、それを具体的に進めていく実践母体の一つに「都市事業公社」(SWT)がある。自治体が100%出資する、言わば第三セクターのような存在で、発電も行い、送電線も所有しているので、送電も行う。バイオガスで発生したメタンガスの発電に伴う熱を地域熱供給網を通じて供給する事業もある。それ以外に、水道事業、都市ガス供給、街灯管理、駐車場経営までやってしまう「なんでも屋」さんだ。

農家がまかなう700世帯のエネルギー


エーゲンベルガーさんのバイオガスプラント
「現場を見ましょう」ということで、貸切バスに乗り込み、近郊のバイオガスプラントへ。「ドイツでは許可なく車両が森を通過することは禁止されてるんです。今日は許可をもらってますが」とデンツさん。バスが小さな森の道を通って数分後、広い土地に赤いバイオガスプラントが見えてきた。この土地で農業をやっているエーゲンベルガーさんが2007年に自前で建設したプラントである。エーゲンベルガーさんはバイオガス用にとうもろこしと牧草を生産し、収穫(とうもろこし年1回、牧草年3回)した後、野積みし(6週間)、1日1回18トンずつをプラントに投入(1時間に750kgが自動的に落下)、家畜の糞尿と混合させ、発酵し、メタンガスを発生させる。このガスは活性炭で硫黄分などが除去されたのち、ガス管を通じて2.3km離れたところにある都市事業公社のコージェネ・モジュール・プラントまで運ばれ、電気(300万kwh)と熱(330万kwh)に変換される。電気はこの地域の700世帯の電気に。熱は温水パイプ式の地域熱供給網で住宅地へ。都市事業公社はこの農家がバイオガスで発電した全量を市場価格より高い値段で買い取っている。
農林業資源の豊富なバーテン・ヴュルケンベルク州では、ドイツ北部に比べて風力発電は少なく、太陽光やバイオガスをエネルギー源とする実践例が目立つ。

バイオガスプラントに投入するとうもろこしと牧草
コジェネ・モジュール・プラント











市民型企業ソーラー・コンプレックス社

地下に敷設される温水館
その後、さらに南下してスイス国境にあるボーデン湖の近くのレストランでソーラー・コンプレックス社のベネ・ミューラーさんからお話を聞いた。同社はボーデン湖地方の地元住民22人が出資して2000年に設立した市民型企業で、現在の株主数は700、資本金は600万ユーロ(約6億円)。中小企業や都市事業公社、家族企業なども参加している。同社が手がけているのはバイオガスで熱と電気を自給できる「バイオエネルギー村」づくり。2006年のマウエンハイム村にはじまり、2011年までに7カ所ができ、2012~13年中にも2カ所計画中である。マウエンハイムはボーデン湖北西30kmにある100世帯430人の小さな村で、バイオガスによる発電と発熱を基本に、木質チップ施設による発熱や太陽光パネルでの発電も加え、現在、発電量は村で必要な電力の9倍(余剰は売電)、発熱量は90%に達している。かつて暖房用に外部から購入していた灯油3万リットル分(3万ユーロ)に相当する熱をバイオガスや木質チップで賄い、住民はこれを灯油の5分の1の価格で購入している。村の外400mのところにバイオガスプラントと木質チップ施設があり、ここから地面下に4km敷設された温水管を通って各家庭に温水が暖房や給湯用として供給されている。「人は環境保護だけでは説得されない。経済性があってようやく再生可能エネルギーへの転換を説得できる」。ソーラーコンプレックス社は地区の公民館などを使って村民の個別質問にていねいに対応することでマウエンハイム村の配熱システムを実現させた。外部から購入していた電気や熱などのエネルギーを地域内で生産し供給することで、資金も地域内で循環し、地域経済が活性化する。同社は2030年までにボーデン湖地方(人口6万人)のエネルギー自給をめざしている。

再生エネルギーへ転換中-チュービンゲン市

ボリス・パルマーさん(チュービンゲン市長)
2日目は人口8万のチュービンゲン市を訪問。就任5年目のチュービンゲン市長であるボリス・バルマー氏は緑の党で、就任後、市民参加によるエネルギー政策と温暖化防止キャンペーンを実現させた。市の街灯電力を50%削減し、自動車交通を規制して自転車の利用拡大をはかった(市長も自転車で登庁する)。保守基盤のバーテン・ヴュルケンベルク州で緑の党が躍進したのはなぜ?と質問すると「保守といっても”反動的保守”ではなく、本来の意味での保守。価値を守るという立場から、フクシマの事故が意味する原発の危険性に反応した」と興味深い答えが返ってきた。
チュービンゲン市でも再生可能エネルギーへの転換の推進母体は市の100%子会社である都市事業公社である。大学町でもある市ではすでに1914年の時点で大学内に熱供給システムがあった。現代的なコージェネレーション・システム(発電と発熱の組み合わせ)は1984年からはじまり、拡大している。都市事業公社のある敷地内で見たコージェネ・モジュール・プラントでは発電により発生した熱に8倍の圧力をかけ110度の温水にして熱供給網に送熱し、これが各家庭で減圧され40度で利用される。温度が下がった温水は返送されて再び熱がかけられ温度を上げ、これが繰り返されている。
温暖化防止を最優先事項としている同市では、今後、太陽光発電や風力発電を増やしていく予定である。現在、市全体の消費電力の30%を都市事業公社が供給し、残りは大手の電力会社から購入している。市民の再生可能エネルギーに対する意識は高まっており、都市事業公社のエコ電力の顧客は4年前の800人から1万人へと急増した。

エネルギー転換と産業界

ウンターシュテラー 州環境大臣 
バーテン・ヴュルケンベルク州の州都であるシュツットガルトでフランツ・ウンターシュテラー州環境大臣に会うことができた。同州では州議会選挙で緑の党が躍進し、州知事も環境大臣も現在では緑の党。フランツ氏は通訳がついていけないほど途切れなく語った。
産業地帯でベンツやアウディなどの自動車メーカーや技術メーカーが多いこの州では、原発を5基(ドイツ全体で17基)も抱え、使用電力の半分を原子力発電に頼ってきた。2005年に1基が廃炉になり、その後2カ所が停止(廃炉決定)し、現在は2基のみ稼働中だが、2022年にはすべて廃炉となる予定。原発5基の廃炉には600億ユーロ(6兆円)がかかるが、廃炉費用は原発会社自身の責任であり、会社がこの費用を積み立てることが義務化されている。 
これまで原子力発電で賄ってきた4500メガワットの電力を、今後、代替エネルギーで補わなくてはならないが、2020年までに風力・太陽光を中心に拡大し、再生可能エネルギーによる電力を全体の38%に増大させる予定という。
再生可能エネルギーの技術メーカーや研究機関も多く、技術開発が進展する見込みがある。発熱インフラの整備を推進し、新しい住宅は熱需要の20%を再生可能エネルギーとすることを義務化していく予定。
安定したエネルギーを産業界にどのように供給するかが大きな課題であるが、再生可能エネルギーへの転換政策に対し、現在は産業界からの抵抗はないという。

旅の最初の2日間は、ドイツの保守基盤のバーテン・ヴュルケンベルク州が脱原発に大きく動き出している様子を、目で、耳で、肌で感した2日間でした。チェルノブイリ原発事故を経て、少数派(緑の党)の掲げた脱原発への方向性が、福島原発事故を経て、ドイツの主流の考え方になりつつあります。
次回は、旅の後半の2日間の部分で、ドイツの放射能廃棄物処分の現状について視察してきたことを報告します。(処分予定地のコンラートでは地下1000メートルの坑道も視察!)


(注)ドイツの再生可能エネルギー促進法(EEG)
2000年に制定。地球温暖化防止や環境保護等の観点から、配電業者に対し再生可能エネルギーによって発電された電力を固定期間(20年)、固定価格で全量買い取ることを義務化した法律。再生可能エネルギー普及のための助成制度とみなされている。いく度かの改正を経て、再生可能エネルギー普及の数値目標(総電力量に占める割合)が以下のように明記されている。2020年までに35%、2030年までに50%、2040年までに65%、2050年までの80%。日本ではこれに類する法案を菅政権が提出し、昨年8月に成立したが、数値目標は示されていない。

報告:共同代表・疋田美津子

2012-02-24

お話会・第3回目のご報告

みなさま、はじめまして。
この度、新しく日本事務局で働くことになりました赤石優衣です。
先日まで他NGOの現地駐在員としてフィリピンで生活をしており、
日本の寒さにやっと慣れてきた24歳です。
まだまだスタッフ全員の足を引っ張ってばかりですが、精一杯頑張りたいと思いますので、
皆様これからどうぞ宜しくお願いします!


それでは、今回は2月5日(日)に行われた、
お話会第3回目 有機お茶農家さんと一緒に考える、ポスト3.11の農と食のご報告をします。


お話は、静岡で村上園という有機のお茶を栽培していらっしゃる 
村上倫久さんにしていただきました。 

当日は、約15名の参加者さんと、村上さんのお話を伺い、お茶の飲み比べをしました。
村上さんのお話し約1時間・・・私は必死にメモを取っていました。
自分の知らないことがすごくたくさんあって、村上さんのその知識の深さに驚きました。
これを仕事にしているから知識が深くて当たり前なのかもしれませんが、
私は、自分が仕事で関わっていることや、好きで勉強している分野も、
意外と深い面まで知らないなーと、村上さんのお話を聞いて思いました。
自分が好きでしている仕事なんだから、もっと知識を深めないとな!と決意新たにしました。

本題に戻します!
まずは、村上園についてご紹介したいと思います。
2012年で38年目を迎える村上園ですが、
無農薬無化学肥料のお茶を作るために、今まで長い道のりがあったそうです。
農薬は恐ろしいものと気づいてから、無農薬無化学肥料にこだわった土作りを研究してきた
そうですが、当時はこの無農薬という考えは気違いとされ、
逆に農薬を使う方が一般的とされていました。
その中でもこだわり続け、平成22年に有機認証を取得することができました。

今では、多数のバクテリアが混在し、保湿機能に優れてふかふかしている土です。
この良質な土は、粒状となり、土と土の間に空気を含み好気性菌が土作りのために活躍します。
害虫も共存しますし、外からも飛んできますが、被害はほとんどありません。
霜が当たっても葉は焼けません。樹液の濃さの違いだと考えます。
それが、お茶の味に差をつけます。


BMW農法について
無農薬栽培に転換していろいろな農法を試されたそうですが、
なかなか納得のいく畑作りができなかったようです。そんな中出会ったのがBMW技術です。
取り入れたところ、みるみる土が生き返り、虫の被害も減り、収穫も安定するようになったそうです。
市内の酪農家から乳牛の糞尿を手に入れ、
は、籾殻(もみがら)・おがくず・地域の土壌菌と共に完全発酵した良質な堆肥に。
尿は、岩石・土壌菌により素晴らしい生物活性水に生まれ変わります。
これらを自分たちの手で作り、出来上がった堆肥を畑に施し、
生物活性水を肥料・農薬の代わりに散布するそうです!

BMW技術とは・・・
“バクテリア(微生物)・ミネラル(造岩鉱物)・ウォーター(水)”の略。バクテリアとミネラルの働きをうまく利用し、
土と水が生成される生態系のシステムを人工的に再現する技術

お茶の葉が、どのようにして日本茶や紅茶に分けられるのか?という図です
煎茶     → 一番茶(4月~5月摘み取り)、二番茶(6月~7月摘み取り)の無醗酵茶
ウーロン茶→ 二番茶の半醗酵茶
プーアル茶→ 煎茶を醗酵させたもの(別名:カビ茶) ※腸に油を吸収させないらしいです
番茶    → 10月頃に摘み採られたもの
ほうじ茶  → 番茶を焙煎したもの
などなど、お茶によって製造方法が違います。

また、ニュースでも報道されていましたが、
静岡でも原発の被害を受けてしまっていて、村上園でも、
4月25日~5月25日頃に摘み取られる一番茶からセシウムが検出されてしまったため、
二番茶、三番茶、番茶の摘み取りは行わなかったとのことです。
そして、その風評被害により、例年では、この時期はお茶が足りないくらいなのに、
現在2トンも残ってしまっていると伺いました。


とてもきれいな茶畑の写真も拝見させてもらい、ついにお茶タイムです!


ここでいくつかポイントが
・1人3gの茶葉を使用
・70~80度くらいのお湯
・急須は、是非とも瀬戸物の良いものを!
※ちなみに、急須の茶渋は着いているほうが良いそうです。なので、石けんなどで急須を洗わないでくださいね

しっかり温度計りますよー
おやつにマスコバド糖まんじゅうもいただきました
村上さんに淹れてもらえて、さぞかしおいしかったことでしょう
淹れたてのお茶は、すごくキレイな金色透明で、鮮やかでした。
透き通っている金色がとてもキラキラしていました。
味に深みもあり、おいしかったです。最初口に運んだときは「苦いかな」と思いましたが、
後味はすごくサッパリしていて、おいしくいただきました! 
お母さんにも飲んでもらおうと、買って帰宅しました。

帰宅後、お茶を淹れたお母さんの一言・・・
「なんで黄色いの・・・」 
今日あったことを全部説明すると、すごく驚いていましたが、
「普段飲んでるのと全然違うわね」と、おいしそうに飲んでいました。
またこのお茶を注文したいと思います!

APLA SHOP でも販売していますので、是非是非ご覧になってください。


それでは、まだまだ寒い日が続きますが、風邪など召されないようお気をつけ下さい!


報告:赤石

「福島視察・全国集会」の説明会

3月24日・25日に福島県有機農業ネットワークが主催する
「福島視察・全国集会 農から復興の光が見える!~有機農業が作る持続可能な社会へ~」
にAPLAも賛同しています。

その説明会が下記の通り開催されます。ぜひご参加ください!


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―農から復興の光がみえる!-
「福島視察・全国集会」の説明会

皆様には大変お世話になっております。
 2月29日に、文京シビックセンターにて、3月24日―25日福島視察・全国集会の説明会を開催させていただきたいと存じます。
 福島県有機農業ネットワークでは、日本中の方々にまず福島の現状を見ていただくことが必要と考え、福島視察・全国集会を開催いたすことにしました。
この説明会では、主催団体からのご挨拶と趣旨説明、ご参加へのご協力などをお願いすると同時に、お集りの皆様からのお質問やご意見などをいただきながら、情報共有、意見交換をする場にもしたいと思っております。そして原発のない持続可能な社会を
ふくしまと共に創っていく集会にするためにご支援とご協力をよろしくお願い致します。
 ご多忙とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2月29日(水)14:00~16:00 (最長16 : 30まで)
場所:文京区春日1丁目16番21号 文京シビックセンター4階
   シルバーセンターの和室1(地図は以下をご覧ください)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html

内容:
◇   主催団体(福島県有機農業ネットワーク、ふくしま集会実行委員会)よりご挨拶とご説明
■   福島の有機農業の取り組み
■   福島視察・全国集会の目的と内容
■   みなさまへのご協力のお願い
 福島県有機農業ネットワーク 理事長菅野正寿、事務局長齊藤登、茨城大学中島紀一教授ほか

◇   ご参加のみなさまとの意見交換など

【お申し込み・お問い合わせ】
お名前、ご所属、連絡先(eメール、携帯メールなど)を明記の上、Eメールにて
2月28日(火)までに以下にお申し込みください。
   yuuki@csonj.org

ふくしま集会実行委員会東京チーム
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2012-02-08

ネグロスより地震についての続報

地震に関しては、東ネグロスの情報はすでにATJ/ATCから送られているとおりです。西ネグロスに関しては、新聞によれば、バコロド市は震度4、ラ・カルロータ市で震度5でした。約20秒ほどの揺れでした。余震はバコロド市では、夜に小さな揺れが2回あり、その後は落ち着いています。

私たちは日本と中国からのお客さんたちと一緒にバコロド市内のホテルのホールに居ました。突然ぐらっと来て、ホテルの従業員は落ち着いた対応で客を全員外へ避難させました。日本で地震慣れ?しているせいか、この程度の揺れは問題ない、と驚いた様子もありませんでしたが、地震に慣れていないこちらの人にとっては、パニックにはならなかったものの、恐ろしい経験でした。特にお昼前の時間で、モールや商店街には多くの人がいましたが、係員の誘導でどこでも全員、外の駐車場や広場に集まりました。午後は一斉に事務所や学校は休みになり、「ケータイを充電し、停電に備えてください」というメールがケータイ会社を通じて連絡されました。停電はありませんでしたが。ラ・カルロータ市は翌日も大事をとって、すべての学校は休校になりました。

すぐにあちこちの関係者からケータイでメールが入りました。カネシゲファーム(KF-RC)もかなり揺れたが、建物その他に支障はなく、地震中、豚たちが一斉に騒ぎだしたそうです。
カディス市やサンカルロス市の古い病院や学校で壁にヒビが入ったというニュースがありました。

東ネグロスの犠牲者のほとんどは、土砂くずれや、脆いコンクリート建物の下敷きになった人たちです。土砂くずれは、昨年のミンダナオ島の犠牲と同じく、森林伐採が原因、と各メディアは伝えています。

報告:大橋(APLAフィリピン担当デスク)

2012-02-07

フィリピン・ネグロス島で発生した地震について

昨日(2月6日)にフィリピン・ネグロス島付近で発生した地震について、日本のメディアでも報道されたこともあり、APLA/ATJにも色々な方から現地の状況についてお問い合わせのご連絡をいただいていますので、現在明らかになっている限りの情報をこちらでもお知らせいたします。


■APLAのフィリピン担当デスクの大橋より


震源から比較的距離のある西ネグロス州でも、大きな揺れを感じ、その後も断続的に地震が続いているものの、大きな被害は出ていません。
APLAのパートナーであるカネシゲファーム・ルーラルキャンパス(KF-RC)でも被害はなく、研修生・スタッフも全員無事ですので、ご安心ください。


■ATJからの情報


現地時間2012年2月6日午前11:49頃、マグニチュード6.9の地震がネグロス島近海、東ネグロス州ドマゲッティの北約 72kmを震源に発生しました。
フィリピン・インクワイヤラー紙によりますと52名が亡くなり崖崩れや家の損壊、橋の崩落、道路の地割れ等の被害が震源地に近いネグロス東州にて発生しております。

現地のオルター・トレード社(ATC)に状況を確認したところ、ATCスタッフ・家族については被害はなく、またバコロドのATC事務所およびマスコバド工場も揺れはありましたが建物等にも大きな被害はなかったとのことです。

バランゴンバナナのオペレーション担当がギフルガン市近くの産地を訪問中に地震が発生しましたが、その他の産地、生産者・スタッフとも現在のところ被害は報告されておりません。
ATCでは現地の状況確認を行なうために3名を派遣しました。

取り急ぎ、第一報をお知らせいたします。

2012-01-27

お話会・第2回終了しました。

2012年1月21日(土)、 APLAお話会『いまこそAct Locally, Think globally~トランジションタウンとフェアトレードの取り組みから~』 を開催しました。

日本が、世界が、追い求めてきた「近代化」「経済成長」。その先に”豊かな暮らし”があると信じられてきました。しかし、震災後その価値観が根底から問い直されている今、そのオルタナティブを真剣に考えるきっかけになるとっても充実したイベントになりました!

*****

参加者10人がまず向かったのは、「エコアパート」です。

エコアパートとは??
⇒自然の力を活用し、自然とともに暮らすことを目指したアパート。

今回訪問したエコアパートは、足立区六町というところにある花園荘です。

共有スペースには職人さんがつくったピザ焼き窯も。
花園荘は、メゾネットタイプ。イメージとしては現代風町屋?
このエコアパートを訪問させていただいて、生活のいたるところに工夫が凝らされていることが分かりました。

*太陽の力で冬は暖か
屋根で集めた太陽の熱を床の下に送るシステムのおかげで部屋の中はポカポカ!
窓も太陽の光を部屋の中に多く取り入れることが出来るように設計されていました!

*風の力で夏はさわやか
家の中を風がうまく流れるように設計されているため、夏は快適だそうです!
また、タンクにたまった雨水を打ち水に利用!
今日訪問させていただいた部屋に住んでいる押野さんは、去年の夏は一度もクーラーをつけずに過ごすことが出来たそうです。驚きですよね!

*木の力で部屋の空気がきれい
ヒノキでつくられた床に階段に壁、とっても贅沢な造りですよね~。ヒノキのおかげで、部屋の空気がとってもフレッシュなんです。部屋の空気が乾燥気味の時は、ヒノキが適度な湿気を出してくれて、逆に、部屋の空気がじめじめの時は、余分な湿気をヒノキが吸い取ってくれるそうです。木の力、恐るべし!部屋の中に居るだけで、まるで森林浴しているような心地よさでした。

*土の力で美味しい野菜get
家には庭が付いています。
リビングから庭が一望できるので、リラックスできるとか!
それだけでなく、美味しい野菜がたくさん採れるそうです!ここで野菜を作るようになってから、特に葉物類の野菜はスーパーで買わなくても済むようになったそうです。
買い物の出費は減るし、無農薬の美味しい野菜を食べられるし、作物を育てる楽しさを味わえるし、車でスーパーに行く回数が減って二酸化炭素削減にもなるし、いいことだらけ。

エコアパートは、環境に優しいだけでなく、実は人にも優しい仕組みになっています!
共同スペースには、ブドウ、キウイ、レモン、その他様々なハーブなどが育てられていて、日頃、同じアパートで暮らす住人同士が気軽に集まって、一緒に食事をして、語り合って・・・という場になっているとのこと。そういう時間があることでコミュニケーションが深まり、お互いに困っている時に助け合いながら生活していくことを可能にしているそうです。

エコアパートについてもっと知りたい方は、花園荘のブログ『畑がついてるエコアパートをつくろう』(自然食通信社刊)をご覧くださいね。

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エコアパートの訪問を終えた私たちが次に向かったのは、台東区入谷にあるiriya plus cafeというカフェです。

ここでは、今回のお話手の押野美穂さん(NOAH'S CAFE)と共に、経済を最優先に考え営まれてきた今の社会に変わるオルタナティブな社会の在り方について考えました。今回出てきた2つのテーマについて。

*”地力”を高めて危機を乗り越えよう
トランジションタウンとは、
『地域の力で、持続可能なまちへ移行することを目指した活動』です。私は、恥ずかしながら今回初めて知りました。
資源を浪費し、経済成長を追い求める近代以降の産業社会が、このままでは持続不可能であるという現実を素直に受け入れ、暮らしを緩やかにスローダウンさせることで、持続可能な未来を創っていくことを目指しているそうです。
イギリスで始まったこの運動は、メンバーが3人集まれば自分の地域にトラジションタウンを立ち上げることが出来るという手軽さも手伝って、日本でもじわじわと広がってきているそうです!
詳しい活動内容を知りたい方は、NPO法人トランジション・ジャパンをご覧になってみて下さい。

*私たちの暮らしと世界のつながりにも目を向けよう
フェアトレードとは、
『貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた、貿易によるパートナーシップ』と定義されています。
フェアトレードで大切なことについて話し合っていた時に、こんな報告がありました!
日本で売れているあるフェアトレード商品があります。もっと生産すればよいのではないかと日本スタッフが現地の生産者に提案したそうです。しかし・・・・「今ぐらいのペースが私たちにはちょうどいい。これ以上忙しくなることをだれも望んでないんです」と生産者の方がおっしゃったそうです。
フェアトレード商品がどんどん市場に流通するようになればいいと思っていた私。
一概にそういうわけでもないのだと気がつきました。
大切なのは、地域のコミュニティに根付いた人間らしい豊かな暮らしと共に生きるということなのではないかと思います。

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今回のお話会のタイトルでもある“Act Locally, Think globally”

今回のイベントでお世話になった押野さんは、この言葉を、“つながりの中で生きる”と理解されていましたが、私も、なるほど!!っと思いました。

私たちは、人、自然、他のすべての生物、時間とのつながりの中で生きています。そのつながりに目を向け、想いを向け、行動にあらわしていくことで、社会をよりよい方向に変えていくことが出来るのではないかと思います。

報告:インターン藤原

2011-12-28

インドネシアからの便り。

フィリピンに続いて、インドネシアのオルター・トレード・インドネシア社(ATINA)からSeason's Greetingが届きました。


ATINAスタッフのエコシュリンプへの愛情が伝わってくるデザイン!?

2011-12-22

フィリピンからの便り。

フィリピンのオルター・トレード社(ATC)からSeason's Greetingが届きました。


わたしたちが食べているバランゴン・バナナマスコバド糖は、ここにいるスタッフみんなの力で生産者の元から日本まで届いています。

2011-12-21

バナナ募金・お届け先を訪問

11月よりAPLAでは、「福島の子どもたちに届けよう "バナナ募金"」を始めました。
皆さんからの募金をもとに、バランゴンバナナを福島の幼稚園や保育園に届け始めています。

今回、そのお届け先のひとつ、福島県伊達市の仙林寺さんが二ヶ月に一回開催している寺子屋を訪問しました。
「福島に住むことしか選択できない子どもたちや親御さんたちにとって、外から足を運んでくれる人は大切な存在」だと住職さんが声をかけてくれて、訪問が実現しました。

12月ということもあり、今回の寺子屋の行事は、板絵と餅つき。
板絵は私たち大人も初めて体験させてもらいました。1時間という短い時間ですが、みんな集中して素敵な絵を描き上げました。
クリスマスが近いので、クリスマスツリーや雪だるまを描く子もいたり、音符やハートなど女の子は可愛らしいデザインをモチーフに、「本気でサッカー」と来年の抱負を書く男の子も。「絆」「がんばっぺ福島」「愛」など、震災後に飛び交った言葉を書く子もいたり…。
黄色やピンクを使った、明るい絵が多かったように思います。

餅つきは毎年12月恒例行事だそうで、あんこ、きなこなど定番のものや、ずんだ餅、地元の地域だけしかつくらないという「ひきな」といって大根、にんじんと厚揚げの甘煮と一緒にいただくお餅もありました(これがおいしかった!)



そして、お餅を食べている間に、前もって送っておいたバランごんバナナを大人も子どももみんなにひとり一本ずつ配り、バナナの話を少しさせてもらいました。
フィリピンってどこかな?どんな生産者がつくってる!?など、写真を使いながら説明し、みんな一生懸命話を聞いてくれました。
訪問した前日はたくさん雪が降っており、届いたバナナも追熟せずに緑色…。「バナナは南国の食べ物だから、暖かいところじゃないと黄色くならないの!みんな、おうちにもって帰って、暖かいところに置いて、黄色くなるのを待ってあげてね。」とお願いし、持って帰ってくれました。


青いまま待ちきれなくて既に食べてた男の子もいたようですが「甘かった!」という感想を住職に残して帰ったそう。本当??子どもながら気を使ったかしら?と思いつつ、気に入ってくれたらいいな~と。

「既に避難できる子どもたちは避難してしまっている」、「夏まではマスクをつけて、長袖を着る生活をしてたけど、もうみんなそんなことしていられない…」。元気な子どもたちの姿を見れましたが、同時に、3月以降に確実に日常が変わってしまった福島にいる子どもたちの現実を垣間見た一日でした。

また、機会を見つけて、子どもたちに会いに行きたいと思います。

2011-11-04

【報告】2011年10月15日「何をどう食べればいいの?~放射能汚染と遺伝子組み換え作物~

APLAとして、色んな方たちと一緒に考えたいな、実践の糸口を見つけたいな、と思って10月から開始したお話会。第1回目の10月15日には、安田節子さん(食政策センタービジョン21)をお招きして、「何をどう食べればいいの?~放射能汚染と遺伝子組み換え作物~」というテーマで3.11後の食についてお話を聴きました。
東京・世田谷区のfrom Earth Cafe "OHANA"を会場に、お話の後には、放射性物質の取り込みを減らすために安田さんが勧めている「マゴワヤサシイ」ランチをいただきました。
以下、少し長くなりますが、ご報告です。

■安田さんのお話(概要)

  放出された核種は、プルトニウム、ストロンチウムを含む31種。福島第一原発からは、毎時2億ベクレルの放出がいまも続いている。仮に放出がストップしたとしても、わたしたちが生きている間に決して汚染はなくならない。それどころか、次世代まで長く影響が残ってしまう。
  郡山市は、チェルノブイリ原発事故で強い汚染を受けたゴメリ州(ベラルーシ)と同じ線量。放射線管理区域、つまり避難しなくてはいけない地域。そこで「チェルノブイリ・ハート*」の新生児が生まれたと聞いた。すでに福島原発事故の影響が出てきているのではないか。子どもには、早い段階から大量に甲状腺ガンが現れてくることが知られているが、実は大人も安全なわけではなく、時間が経てば同じ割合でガンが発症するといわれている。しかし、原発との因果関係を証明するのが難しい。だから、たとえ50代以上だとしても「食べて支援しよう!」というのには異議あり。
  放射能汚染された食品は、出荷・販売されてはいけない、というのが原則。しかし現状はほど遠い状況で、それをどう変えるか?が、わたしたちみんなの課題。
* 生まれつき重度の障がい(穴の開いた心臓)を持って生まれてくる子ども。ベラルーシでは、新生児の85%が何らかの障がいを持っているという。
http://www.gocinema.jp/c-heart/kaisetsu/kaisetsu.html

  放射線の持つ高いエネルギーで遺伝子の生命情報に傷がつき、ガンや突然変異を誘発。胎児や子どもはその影響が非常に大きい。にもかかわらず、文部科学省・原子力安全委員会が福島県内の子どもたちの限界被曝量を年間20ミリシーベルトに定めた(その後8月には「原則として年間1ミリシーベルトをめざす」と発表)。
  「放射線に安全線量(閾値)はない」というのが今日の国際的常識であり、閾値がないもの→許容摂取量は決められない→「基準値以下だから大丈夫」はウソ。ドイツの放射線防護協会は、「乳児、子ども、青少年に対しては4Bq/kg以上のセシウム137を含む飲食物を与えないように、成人は8Bq/kg以上のセシウム137を含む飲食物を摂取しないことが推奨される」と提言しているし、チェルノブイリ原発事故後、主食の麦(パン)についてベラルーシは40Bq/kg、ウクライナは20Bq/kgを基準値として定めている。しかし、日本政府は暫定基準値(セシウム137)で、主食である米についても500Bq/kgとしている。この飲食物放射能暫定基準値は、食品だけで年間5ミリシーベルトの計算になっており、しかも「暫定」ですでに7カ月以上が経過している。この数字は、非常時の我慢値であり、実は核戦争が起こった時を想定した数字であることも知ってほしい。事故後から繰り返されている「直ちに影響はない」イコール「しばらくすると影響が出てくる」ということ。
  内部被曝に関しては、飲食物によるものが9割以上を占めると言われている。放射性物質が体外に排出されるまで体内で至近距離からの被曝が続き、甲状腺異常(特に子ども)、白血病、その他のガン、白内障、不妊、慢性皮膚炎、加齢現象、免疫力低下、遺伝的影響(先天性異常)、胎児への影響(知能障害、新生児死亡など)の可能性がある。

  わたしたちが求めるべきは、全量検査。それを主張すると「非現実的だ」との声があがる。しかし、BSEが問題になったとき、日本は枝肉を全頭検査した実績がある。同じように、流通する食品の全量検査が実現すれば、「産地名」だけで選ぶ必要がなくなる。全量検査がなされていない現在、判断材料として「産地名」に頼るしかなく、それが結果的に「風評被害(と呼ばれるもの)」につながってしまう。判断材料になる数字があれば、汚染されていないものを売る・買う、汚染されてしまったものは食べない・東電に賠償請求する、という形がとれる。それは「消費者のエゴイスティックな選択」ではなく、「風評被害ではない実害」を可視化させることにもつながる。また、「買って応援する」ことは農家の被曝を容認してしまう犯罪行為だと考える。本来であれば、農業・漁業・酪農を続けたいという人に対して、移転にかかる経費、移転先での農地と農具、当面の生活費をきちんと保証することを東電と政府に求めていかなくてはいけないはずだ。

今後の食生活のポイントとしては、①放射性物質の取り込みを防ぐ、②取り込んでしまったものに関しては排泄を促す、という2点が重要になってくる。①については、(妊婦や子どもは特に)汚染のない地域のものを選び、ミネラルで身体をミネラルで満たし構造の似た放射性物質を取り込みにくい状態を保つ。日本古来の食事法をあらわした「マゴワヤサシイ*」食事がその助けになる。また、グレーゾーン地域でとれた農産物の場合でも、適切な下処理(水洗い、酢洗い、塩水洗い、ゆでる、煮る、酢漬け、発酵食品を取り入れる)である程度は減らすことができるといわれている。②に関しては、生味噌などの発酵食品、玄米、果物(ペクチンの多いりんごやみかん)などで排泄を促進することが大切。そのため、これから出回る新米に関しては、非汚染地の有機栽培の玄米を食べ、グレーゾーンなら白米で食べることをお勧めする。いま心配なのは「マゴワヤサシイ」の「シ」=しいたけなどキノコ類。残念ながらしばらくは止めたほうがいいかもしれない。あとは「サ」=水産物に関して。食物連鎖の頂点にいるような大型魚(マグロやカツオ)については、半年~一年後に濃縮のピークを迎える。水産庁はこれまでに2回ほどごく限られた種類だけを調べただけという現状。放射性核種は、魚の内臓に集まるので、臓物をきれいに除くと大幅に放射能が減少するといわれている。
  繰り返しになるが、米や農畜産物の全量検査を実施し、計測値を表示することが本来の食品の安全管理のあり方。
* マメ、ゴマ、ワカメ、ヤサイ、サカナ、シイタケ、イモ

  『沈黙の春』の著者レイチェル・カーソンは、放射性物質が農薬などの化学物質の発がん性を増幅させることを指摘していたが、身体は足し算ではなく掛け算のダメージを受ける。だからこそ、福島原発事故後の時代を生きていくわたしたちは、生命力とミネラルにあふれた安全な(=農薬や添加物を使用していない)食べものを選んで食べていくことがこれまで以上に重要になってくる。「放射能で汚染されていなければ、どんなものでもいい」という考え方は許容してはいけないし、それを推し進める環太平洋経済連携協定(TPP)は受け入れてはいけない。TPPに参加すれば、日本が現在もっている遺伝子組み換え食品の表示制度すら「貿易障害」として撤廃させられることになるだろう。
  残念ながら、日本は、世界一の遺伝子組み換え(GM)輸入国。日本で流通を認可したGM作物は、ダイズ、ナタネ、アルファルファ、テンサイ、トウモロコシ、ワタ、ジャガイモの7作物158品種+GM食品添加物14種にもおよぶ。健康への影響、農業への影響、環境への影響が明らかになりつつある。

  状況は非常に厳しいものだけれど、わたしたち消費者には、買うか買わないかを選ぶ権利がある。また、メーカーに「遺伝子組み換え作物をつかっている場合は、商品は買えません。使用しないこと、表示を明確にすることを望みます」というような声をあげることもできる。政府や行政を動かすことは非常に時間がかかるし、簡単なことではないが、企業は買い手の意見に敏感な部分もあるので、声を伝えることで変えていける可能性は大きい。一人ひとりの力は小さいけれど、みんなでつながって、立ち向かっていきましょう。(まとめ:事務局)

■参加者から質問・意見

Uさん:千葉県で友人とお米づくりをしてきており、自分でつくったお米を食べる喜びを感じていたが、原発事故の影響で今年の米づくりをどうするか悩んだ。結局田植えをし、最近収穫したが、これまでのようにできあがった新米を知人に分けることにも躊躇した。

→安田さん:検査して自分自身が数値を知ることが大切。

Uさん:看護の仕事をしているが、薬に頼りすぎない人間のもつ自然な回復力を信じている。その回復力には、栄養・睡眠・空気という前提条件があったが、それが汚染されてしまった現在、どうやって人の健康を守れるのか?そのことをずっと考えており、今日参加した。

Yさん:自分がアトピーに苦しんでいたことから、食に対する関心を持ち始め、遺伝子組み換えの問題に行き着いた。Twitterで情報収集をしており、今日のことも知った。これから魚が食べにくくなると思うが、どうしたらよいか?

→安田さん:表示制度の問題で、刺身の盛り合わせは産地を表示しなくてよいことになっている。なので、もし刺身を食べるのであれば、一種類ごとに産地がわかっているものを買って、自分で盛り合わせにするのが賢明。しかし、魚は移動しているので「産地」といっても悩ましいけれど…。

Iさん:遺伝子組み換え作物については、南米でも深刻な状況。アルゼンチンでは農地の6割が遺伝子組み換え大豆になってしまっている。日本の動きについてもどうにかしていかないと。

Yさん:食べものについて、情報を得ようとして調べれば調べるほど信じられなくなってしまう。

→安田さん:こんなに辛い想いをみんな(消費者だけでなく生産者も)にさせていることが許せない。わたしたちは政府に対してきちんと怒らなくてはいけない。

Nさん:東北に妹家族が暮らしているが、「情報や選択肢がたくさんある大都市の人たちは自分たちのことしか考えていないように映る」と言われたことがずっと気にかかっている。

Nさん:小さな子どもが2人いる。長野の農家さんとCSA(Community Supported Agriculture)に取り組もうとしている。今回のようなことが長野でも起こったとしたら、自分たちはそこでできた野菜を食べないのか?ということをずっと考えている。子どもには食べさせられないが、かといって作ってくれている人のことを思うと「食べない」ことを簡単には選べない。福島では現在進行形で起こっていることだと思うが、答えが出なくて苦しい。

→安田さん:最後のお二人が話してくださったことは、根っこは同じこと。生産者と消費者の分断も、地方と都会の分断も、わたしたちが望むものではない。そうではなくて、どう手を取り合って、「実害」を生み出した張本人たちに立ち向かっていくのか。一緒に行動していきましょう。

■Café OHANA特製「マゴワヤサシイ」ランチ

メニューは…
*お豆腐とごぼうとあらめのゴマバーグ *車麩とじゃが芋の肉じゃが風 *わかめとお豆とラディッシュのマスタードマリネ *野菜サラダ *みそ汁 *玄米

Café OHANAは、ヴィーガンのカフェなので「マゴワヤサシイ」の「サ」=魚抜きのメニューですが、こんなに豪華!店長の藤田さんからOHANAが食材について考えていることをご説明いただき、メニューを紹介していただいた後、みんなでいただきます♪

心のこもった美味しいものがある食卓だと、会話もはずみます。「勉強会」という形では決して生まれなかっただろう、参加者のみなさん同士が会話している姿が印象的でした。

2011-10-07

《緊急シンポジウム》 やっぱりTPPでは生きられない─震災復興に乗じたTPPにNO!

未曾有の地震と津波に加えての原発事故。「原発推進とTP
P」を進めてきた財界の構想は破綻しました。野田政権は震
災復興を最優先に掲げていました。 

ところが、ここに来て、野田首相は「TPP参加について早
期に判断する」としています。11月のハワイでのAPEC
(アジア太平洋経済協力会議)に向けて、参加表明が唐突に
行われるのではないかと言われています。

国の食糧基地である被災地の復興とTPPは両立しません。
また、TPPは農業だけの問題ではなく、多くの国民にメリ
ットはありません。

私たちは2月に続いて、再び座談会を計画しました。大いに
議論し声を上げていきましょう。

【とき】
10月31日(月)18:30 ~ 21:00(開場18:00)

【ところ】
文京区民センター3階3-A会議室(文京区本郷 4-15-14)
地図 http://www.b-academy.jp/faculty/c04_01_j.html?area=mainColumn

都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩5分
JR水道橋駅東口徒歩、15分
都バス(都02・都02乙・上69・上60)春日駅徒歩2分

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【プログラム】

■ 基調講演(19:40~20:30 50分)
◎金子勝さん(慶應義塾大学経済学部教授)
1952年生まれ、東京大学大学院(経済学研究科)卒業 。茨
城大講師、法政大教授を経て、2000年10月から現職。
著書に「「脱原発」成長論─新しい産業革命へ」「金子勝の
食から立て直す旅―大地発の地域再生」など。

■ 意見提起(18:40~20:30 50分)
◎色平哲郎さん(佐久総合病院医師)
1960年神奈川県横浜市生まれ。京都大学(医学部)卒業。長
野県南佐久郡南相木村診療所長、NPO「アイザック」事務
局長を経て現職。著作に「大往生の条件」「命に値段がつく
日所得格差医療」など。

◎鴨桃代さん(全国ユニオン会長)
1948年静岡県清水市生まれ。72年淑徳大学(社会福祉学部)
卒業。千葉市役所、労働組合「なのはなユニオン」書記長・
委員長、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク共同代表
を経て現職。著書に「非正規労働の向かう先」「どうする派
遣切り2009年問題 」(共著)など。

◎山下惣一さん(百姓・佐賀県)
1936年佐賀県唐津市生まれ。中学卒業後、家業の農業を継ぐ。
1969年「海鳴り」で第13回農民文学賞、1979年「減反神社 」
(1981年)で第7回地上文学賞を受賞。著書に「直売所だより」
「安ければ、それでいいのか!?」など。

司会:大野和興さん(日刊ベリタ編集長)
1940年愛媛県生まれ。四国山地の真只中の村で育ち、農業記
者として約40年を日本とアジアの村を歩く。著書に「食大乱
の時代」「日本の農業を考える」など。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【参加費】
500円
(『TPP 何が問題?暮らしはどう変わる?~』パンフレット
1部付き)

【主催】
TPPに反対する人々の運動

【共同代表】
山下惣一(佐賀・百姓) 菅野芳秀(山形・百姓)
天明伸浩(新潟・百姓)

【問い合わせ先】
「TPPに反対する人々の運動」事務局・上垣
Tel:03-5209-3455 FAX:03-5209-3453
(アジア太平洋資料センター気付)
E-mail: muramachitpp@gmail.com

★11月のAPECホノルル会議ではTPP交渉が進められる可能性が
あります。私たちはアジア太平洋の人々と連帯し、TPP参加に
反対するべく代表団を派遣する予定です。渡航費、宿泊費のカ
ンパを募っております。ぜひよろしくお願いします。

<振り込み口座>
ゆうちょ銀行
口座記号番号: 00170-4-457096 「TPP反対連絡会」

※お振り込み下さる方はお手数ですが、振込用紙に名前と住所
をご明記下さい。後日御礼として報告会やその他情報をお送り
する予定です。

☆最新情報は下記サイトをご覧ください
http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html

2011-09-21

APLA presents つながる広げるお話会 【第1回】

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APLA presents つながる広げるお話会
【第1回】何をどう食べればいいの?~放射能汚染と遺伝子組み換え作物~
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3.11から6カ月が経過しました。
地震と津波という自然災害。そして、土や海や空気を汚し、すべての生命を脅
かし、そしてあらゆるつながりを破壊しようとしている原発事故。
悲しみと怒りに押しつぶされそうになりながら、この6カ月のあいだ一体何をす
ることができたのか…と焦燥感に駆られることも少なくありません。

フィリピン、東ティモール、インドネシア。APLAは、アジアの仲間たちと一緒
に砂糖やコーヒーなどの商品作物だけに頼らない安定した暮らしづくり、各地
域が本来もっている資源や知恵を生かす「あるもの探し」をベースにした地域
づくりに取り組んできました。
いま、日本に暮らすわたしたちが直面している問題の根っこは、アジアの仲間
が乗り越えようとしていることと同じように感じています。

それは、食べもの、エネルギー、医療、教育…、日々の営みのひとつひとつを、自分たちの手に取り戻すこと。

日本がひたすらに追求してきた「近代化」や「経済発展」、そしてその上にこ
そ「豊かな生活」が成り立つという価値観が根底から問い直されているいま、
そのオルタナティブを真剣に考え、語り、実践していくことからしかはじまら
ない。わたしたちはそう考えます。

APLAとして、色んな人と一緒に考えたいな、実践の糸口を見つけたいな、と思
う4つのテーマからスタートしてみます。

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【第1回】何をどう食べればいいの?~放射能汚染と遺伝子組み換え作物~

お話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21)

・放射能の人体への影響
・放射能汚染を減らす調理法と影響を受けにくい食生活「マゴワヤサシイ」
・怖いのは放射能だけ…?(遺伝子組み換え作物のこと知ってますか?)
・いま、わたしたちができること

日時:10月15日(土)10時半~12時半
場所:from Earth Cafe "OHANA" ( http://www.cafe-ohana.com/ )
参加費:2,500円 ※Cafe OHANA特製「マゴワヤサシイ」ランチ付き

【第2回】有機お茶農家さんと一緒に考える、ポスト3.11の農と食(仮)
【第3回】いまこそAct Locally, Think globally
            ~マチでのエネルギー自給、どう実践する?(仮)
【第4回】分断を乗り越えた「食づくり」と「職づくり」を探る
              ~沖縄と福島を結ぶ薬草プロジェクト~(仮)

※第2回目以降の日時・場所・参加費は未定です。決定次第、お知らせしますの
で、ホームページ( www.apla.jp )やTwitter(@__apla__)をチェックしてく
ださい。

【問い合わせ・申込み先】
特定非営利活動法人APLA(Alternative People's Linkage in Asia)
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15サンライズ新宿3F
TEL: 03-5273-8160  / FAX: 03-5273-8667
E-mail: info@apla.jp / HP: http://www.apla.jp
Twitter: http://twitter.com/__apla__

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2011-09-15

までいの力

震災からちょうど半年、福島県飯舘村の酪農家(正式には「元酪農家」)長谷川健一さんのお話を聞く機会があった。震災後、断片的な情報は耳にしていたが、はじめてしっかりとした「ストーリー」として、村で生きてきた当事者の苦しみ・悲しみ・怒りを知ることができた。政府と御用学者が繰り返した「安心だから大丈夫」という言葉のために、村民はどれほどの被曝を強いられたのか…と強い憤りを感じずにいられない。家族同様に育ててきた牛を処分しなくてはいけなくなったとき、廃業を決定したときの長谷川さんたち酪農家さんたちの姿をうつした写真に涙がこらえられなかった。

そして、その翌日にたまたまATJのスタッフから借りた一冊の本。

『福島県飯舘村にみるひとりひとりが幸せになる力 までいの力』
(SEEDS出版、2011年)


その本は、「ここには2011年3月11日午後2時46分以前の美しい飯舘村の姿があります」の一文ではじまる。

「平成の大合併」により周辺の町村が合併を決めるなか、合併しない「自主自立のむらづくり」の道を選択した飯舘村。「ないものをねだるのではなく、あるものを探し生かす」オンリーワンの村おこしを進めるなかで出会った「までい」という言葉が村の合言葉になっていたことを知ったのは、震災後だったように思う。この言葉は、「真手(まて)」という古語が語源。左右そろった手という意味が転じて、手間ひま惜しまず、丁寧に心をこめて、つつましく、という意味で東北地方で昔からつかわれている方言だという。

その言葉の通りに、村に暮らす人びと自身が手間隙をかけて進めてきた村づくり。この本を読んでいると、飯舘村の人たちの村に対する思いが強く強く伝わってくる。2010年10月に「日本でもっとも美しい村」連合に加盟した飯舘村、豊かな自然とそれを愛でながら「までい」に生きてきた人びとからすべてを一瞬のうちに奪った原発事故。どんなに理不尽だと思っても、あの日の前に時計の針を戻すことはできない。

だとするならば、わたしたちがすべきこと、それはもう見えているはずだ。

のがわ

2011-07-08

TPPシンポジウムのご案内

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に関するシンポジウムのご案内です。
「TPPを考える国民会議」(座長・宇沢弘文)が主催するシンポジウムで、参加費無料で一般に公開されます。TPPが世界でどのように動いているかを知る貴重な講演ですのでぜひご参加下さい。

■講演者:ジェーン・ケルシー・オークランド大学教授

■詳細:http://tpp.main.jp/home/?p=566

■講演会:
7月12日(火) 仙台講演会
  ①時 間   13:00~
  ②会 場   ホテルモントレ仙台 3F「翠鳴館」
          宮城県仙台市青葉区中央4-1-8
          022-265-7110
  ③問合せ先  衆議院議員 斉藤やすのり事務所 
           022-776-1777
           衆議院議員 石山敬貴事務所
           0229-22-8720

2 7月13日(水) 札幌講演会   
  ①時 間   10:30~
  ②会 場   京王プラザホテル札幌 2F「エミネンスホールA」
          北海道札幌市中央区北5条西7丁目2-1
          011-271-0111
  ③問合せ先  衆議院議員 山岡達丸事務所 
           011-219-2100
           参議院議員 徳永エリ事務所
           011-218-2133

3 7月14日(木) 東京講演会
  ①時 間   13:30~
  ②会 場   憲政記念館 「講堂」 東京都千代田区永田町1-1
          03-3581-1651 
  ③問合せ先  TPPを考える国民会議
           03-3288-1154

2011-06-09

シンポジウム「援助を阻むもの、復興を阻むもの-アジアと東日本の被災から-」

APLAの共同代表でもある村井吉敬さんよりご案内です。

☆★☆ 転送・転載、歓迎 ☆★☆

被災の支援・復興についてアジア規模で問題を考えるシンポジウムです。是非ご参加ください。

「援助を阻むもの、復興を阻むもの-アジアと東日本の被災から-」

日時:2011年6月18日 13:30~17:00

場所:早稲田大学大隈小講堂

発 題:

辻元清美(首相補佐官) 「東日本大震災 政府とNGO」(出席予定)
秋元由紀(ビルマ情報ネットワーク) 「ビルマ(ミャンマー)軍政とサイクロン被災」
佐伯奈津子(インドネシア民主化支援ネットワーク) 「アチェの津波・支援活動・平和構築」
鈴木真奈美(ジャーナリスト) 「津波と原発問題」

司 会:村井吉敬(アジア研究機構アジア平和研究所)

言 語:日本語

対 象:学生・教職員・一般

申し込み等:入場無料 当日直接会場へお越しください

共 催:早稲田大学アジア研究機構アジア平和研究所・アジア研究所

お問合わせ  早稲田大学アジア研究機構事務所
 TEL:03-3202-2537 (内線 79-2261)
 E-mail: asianstudies@list.waseda.jp
   URL: http://www.kikou.waseda.ac.jp/asia/

2011-04-25

【緊急院内集会】 福島原発事故に関する公開質疑~事態の見通しと対応策~

 APLAも賛同する福島原発事故緊急会議が協力する院内集会のご案内です。

……転送・転載歓迎 ……

【緊急院内集会】
<福島原発事故に関する公開質疑~事態の見通しと対応策~>

【日時】4月27日(水) 13:00~15:00 (12:30 開場)

【場所】衆議院第1議員会館 1階 多目的ホール(定員198人)
(東京都千代田区永田町2-2-1、最寄駅:国会議事堂前または永田町)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
※12:30から13:15頃まで議員会館受付ロビーで係が入館証を配ります。

福島原発が深刻な事態に陥って40日になろうとしています。少なくとも
4機の原発からは、今なお大量の放射性物質の放出が続いており、大気と
土壌と海水、地下水の放射能汚染は広がり続けています。東電は事故収束
の工程表を発表しましたが、それで収まる保証は何もありません。そのた
め、福島県民をはじめ、東北、関東全域の住民に大きな不安と生活の危機
が広がっています。放射能被害を最小限にとどめ、どう回避できるかは、
緊急かつ国際的にも大きな課題となっています。
そこで緊急に、事態を憂慮する超党派の国会議員たちと市民が共同して、
政府の対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院に対し、情報の
完全公開を求め、原発危機がさらに悪化する可能性と、その場合の避難対
策について問いただす公開質疑の場を設けることになりました。
どうすれば生命を守れるか――政府の事故対策の責任者に直接に質問を
行い、回答を求める機会になりますので、ぜひご参加ください。

◆当日は崎山比早子さんなど原発事故に詳しい専門家も参加されます。

※あらかじめ資料請求書と質問書を当局に提示し、資料と質問関連データ
の事前提出を求めたうえで、原子力安全委員会、原子力安全・保安院の責
任者の出席を求めています。

【参加費】無料

【主催】超党派国会議員有志
呼びかけ議員(所属会派)
[衆議院]石田三示(民主)、稲見哲男(民主)、服部良一(社民)、
         山崎誠(民主)
[参議院]川田龍平(みんな)、平山誠(民主)  (4月20日現在)
(連絡先)服部良一事務所  (TEL)03-3508-7056 [担当:芦澤]

【協力】福島原発事故緊急会議
(連絡先)ピープルズ・プラン研究所
    (TEL)03-6424-5748  (E-mail)ppsg@jca.apc.org

【賛同】脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)
(連絡先)国際環境NGO FoE Japan  (TEL)03-6907-7217

2011-02-18

2月の成田にて

またも久しぶりのブログ更新になってしまいました・・・。

明日2月19日のシンポジウムに向けて慌しく動いているAPLA事務局ですが、気分転換に美味しいお店のご紹介です。

雪のちらつく2月11日、1カ月の東ティモール滞在を終えて成田空港に降り立ったわたし。
その足で、地球的課題の実験村(2009年のAPLAツアー&フォーラムに協力してもらいました。詳細はコチラ)の味噌づくりに参加するため三里塚へ。

5台並んだドラム缶&大きな釜にそれぞれ15キロずつの地大豆。薪をじゃんじゃか燃やして、大豆がすっかり柔らかくなるまでコトコト煮つづけます。


ちなみに、東ティモール滞在中の台所仕事のお手伝いによって、焚き火の扱いにはすっかり慣れたもの!ハナマルをいただきました~。

で、お店紹介でしたね。

この大豆が煮えるまでの間、ぜひ行きたいところがある!と実験村のつねさんに打診したのが、有機菜園ダイニングTAVERNA
何を隠そう、前述のAPLAツアーの際に美味しい料理をふるまってくださった石井幸司さんのお店です。
この日はちょうど開店一周年記念で、何と半額(!)イベント中ということが判明し、予約で満席・・・と肩を落としかけたのですが、幸運にも雪のため予約キャンセルが一件出たとの連絡が。

感謝感激雨あられ、ならぬ感謝感激雨ゆきゆき。

というわけで、お邪魔してきましたよ。

冬野菜のバーニャカウダ(と、つねさん)

生うにの塩味パスタとチーズのリゾット(人数分に取り分けてくださいました~)

そしてデザートの3点盛り♪

つかっている野菜やお米は、ご実家の畑から届いた(シェフ自らも育てている様子)有機・無農薬で新鮮なものばかり!厳しい寒さの中を乗り越え野菜たちの甘さったら・・・。思い出しただけでウットリしてしまいます。
成田方面にお立ち寄りの際は、ぜひ足を運ばれることをおすすめします!

有機菜園ダイニングTAVERNA
 住所:千葉県印旛郡酒々井町東酒々井1-1-49-2F(JR酒々井駅すぐ)
 TEL:043-496-2059
 定休日:第1・3日曜日、毎週月曜日
 ランチ:12:00~14:30L.O
 ディナー:17:30~21:00L.O

追伸:一周年記念の恩恵に授かり、お会計の額を聞いてびっくりのわたしたちでした。

追伸②:美味しい料理を堪能した翌日は、大豆を麹と塩と混ぜて生味噌の仕込み作業にいそしみました。一年後の出来上がりが楽しみです。


投稿:のがわ

2011-01-17

当たり前に生きたい、ムラでも、マチでも【TPPでは生きられない!座談会】

百姓たちの呼びかけでTPP参加阻止の集会とデモが2月26日に東京で行われます。

日本はこのままTPPに参加してよいのか?農業は壊滅的状態になる。しかし、農業という枠内にとどまるのではなく、日本に暮らしているひとりひとりの生活に大きく影響を及ぼすことになる…
題して「当たり前に生きたい、ムラでも、マチでも」とし、農業に関わる人たちだけではなく、TPP、グローバリゼーションの影響を受ける多くの人たちにも参加してもらうイベントです。
ぜひ、ご参加ください。

【日時】2月26日(土)
【時間】13:00~17:00
【参加費】500円
【場所】明治大学リバティタワー 2階1021教室
【問い合わせ先】
平和フォーラム事務局内 市村まで 
TEL:03-5289-8222  メール:ichimura@gensuikin.org
【主催】TPPに反対する人々の運動
【共同代表】 山下惣一(佐賀・百姓) 菅野芳秀(山形・百姓) 天明伸浩(新潟・百姓)

☆最新情報は下記サイトをご覧ください
TPPに反対する人々の運動